Oracle JDKバイナリからOpenJDKへの切り替え

JAVAのアップデートの際、Oracle JDKバイナリが将来的に有償で提供されるようになり、無償でJDKを利用したい場合はOpenJDKを使用することになるというお知らせが出てきたので、現在構築してある開発環境でOracle JDKバイナリからOpenJDKへの置き換えについて調べてみた。

Ionic framework

Ionic frameworkでAndroid用にアプリをビルドする場合、JDKが必要になる。Ionicはモバイル用アプリのビルドにApache Cordovaを利用しており、Cordovaのサイトでは環境構築の際、Oracle JDKバイナリをインストールするように指示をしている。それにしたがってOracle JDKバイナリを使っていたが、それをOpen JDKに置き換えてみた。

ここでは、Ubuntu Studio16.04で既に構築してあるIonicでOracle JDKバイナリを使ってAndroidアプリがビルドできる環境に加えていった変更について記してある。

パッケージマネージャーを使ってOpenJDKのバージョン8をインストール。

sudo apt install openjdk-8-jdk

ちなみにhttp://jdk.java.netからJDK10.0.2のバイナリをダウンロードして試してみたが、こちらは上手く動かなかった。バージョン9についてはパッケージマネージャーでのインストールが上手くできなかった。

ホームディレクトリの”.profile”に追加してあった環境変数”JAVA_HOME”の設定を削除し、PATHの設定からOracle JDKバイナリのbinディレクトリのパスを削除。試しにプロジェクトをビルドしてみたところ、問題なくビルドが完了した。

(2018年8月2日追記)

Windows環境においても、Android Studioに同梱されているOpenJDKを使うと、OpenJDKでIonicのプロジェクトをAndroid向けにビルドできる。Android Studioに同梱されているOpenJDKを使うには、まずAndroid Studioをインストールする。インストールが完了したらWindowsの環境変数のPATHとJAVA_HOMEを設定する。インストールしたAndroid Studioフォルダ内にある”jre”フォルダがOpenJDKのフォルダ。JAVA_HOMEにその”jre”フォルダを指定し、PATHにはその中のbinフォルダを追加する。

(ここまで2018年8月2日追記)

Unity

UnityもAndroid向けにゲームをビルドする場合にJDKが必要になる。UnityのPreferenceのExternal ToolsにはJDKのダウンロードボタンがあり、これをクリックするとOracleのJava SEのダウンロードページが開かれる。基本的にOracle JDKを使うようになっているが、http://jdk.java.netからJDK10.0.2のバイナリをダウンロードして使ってみた。

使用したUnityのバージョンは2017.2.0f3。PreferenceのExternal ToolsでJDKを設定し、Android向けにビルドを実行してみたところ、Androidのリソースファイルの再コンパイルに失敗という内容のエラーが出てビルドできなかった。

(2018年8月2日追記)

Ionicと同様に、Android Studioに同梱されているOpenJDKを使うと、UnityにおいてもOpenJDKでAndroid向けにapkをビルドできる。

(ここまで2018年8月2日追記)

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